病院のご案内

中央検査部(採血・採尿・生理機能検査センター)

中央検査部

中央検査部は、国際標準化機構(International Organization for Standardizaion)によるISO15189「臨床検査室−品質と能力に関する特定要求事項」の認定検査室です。 厳格な品質マネジメントシステムのもと、皆様に報告する検査結果の精度保証やサービスの向上を目指すとともに、特定機能病院検査部の責務として、検査業務やデータの標準化に日夜取り組んでおります。

私たち中央検査部の目標は、『臨床検査の専門職として、高い専門性と豊かな人間性を磨き、医学の進歩に対応した質の高い検査情報を提供し、チーム医療における臨床支援体制の確立を実現すること』です。
主に①効率的な運用により、精度および有用性の高い検査結果の迅速な提供、②環境整備とコミュニケーション構築により、安全管理を徹底③チーム医療への積極的な参画と他職種への相互協力④医療人としての自己研鑽⑤部門と個々の現状分析と定期的な評価、の5つについて積極的に取り組んでいます。
業務は生理機能、検体、微生物検査の3グループに分け、独立したシステムを使用し、検体・患者認証のバーコード化、検査結果報告時間の管理、結果は画像も全てペーパーレス化して電子カルテシステムへ表示しています。

ISO15189認定証コピー

ムービー

採血・採尿・生理機能検査センター

中央検査部

当センターでは、「採血」「採尿」「生理機能検査」の受付を同時に行うことができるシステムを採用し、各検査をスムーズに受けていただけるよう工夫された明るく、清潔感のあるフロアとなっております。
外来の患者さんは、病院1階の自動再来受付を行った後、3階41番の「採血・採尿・生理機能検査センター」で、自動受付機での受付を行っていただきます。受付が完了すると、検査受付票が発券されますのでカウンター奥の待合いでお待ちください。入院の患者さんは、診察券をお持ちの際は外来の患者さんと同様ですが、お持ちでない場合は受付カウンターにて担当者が受付を行います。


採血室

受付時間

月~金 7:45~17:00 7:45~13:30

採血室では、スタッフ全員が国家資格を持つ臨床検査技師であり、患者さんに負担を掛けない、安心で安全な採血を心掛けています。
採血を受けられる患者さんは、1日平均約450名(400~600名/日)です。採血後の血液はただちに分析を開始し検査結果は約1時間で医師の元に送られます。診察前採血を受けられる患者さんには、診察時間の1時間前に採血を終えて頂くようお願いをしてありますが、混雑時にはお待ち頂く場合もございますので時間に余裕を持って御来院ください。採血に関するご希望や不安のある患者さんは、遠慮なくスタッフにご相談ください。

採血室
採血室

採尿室

待合室フロア内に設置されているお手洗いの中に採尿カップを提出する場所を設けてあります。採尿したカップはそちらへ提出してください。また、通路奥には車イス用のお手洗いもございますのでご利用ください。


生理機能検査

生理機能検査では機械を用いて直接身体を調べる検査を実施しています。

心電図検査 心電図は、両手両足と胸部に電極を付けて、心臓の出す電気信号を記録します。不整脈、心筋梗塞、心筋虚血などの評価に用いられます。
呼吸機能検査 マウスピースを口にくわえて、息を吸ったり吐いたりすることで肺の機能を調べる検査です。喘息の診断や手術前のスクリーニング検査などとして行われます。
超音波検査 超音波とは『人間の耳に聞こえないほど高い音程(周波数)の音』と定義される音波です。この超音波を体の表面に当て、内部を観察します。その検査領域は幅広く、心臓・腹部・血管・乳腺・甲状腺・顎下腺などがあります。
筋電図検査 神経伝導検査は皮膚上から神経を電気刺激して、その伝わり方から神経の具合を評価する検査です。針筋電図検査は筋肉に針電極を刺して、筋自体の病気や神経の病気を評価する検査です。しびれや力が入りにくいときなどに検査されます。
脳波検査 頭皮に電極を貼り、脳から出ている電気を測定する検査です。こちらから電気を流すようなことはありません。めまいや頭痛、意識障害等の幅広い疾患で検査します。
聴覚平衡機能検査 低い音から高い音まで、どれくらい聞こえるのか調べます。難聴の発見や評価、治療効果をみるなどの目的で検査されます。
心電図検査
心電図検査
超音波検査
超音波検査
脳波検査
脳波検査

検体検査

検体検査では、外来診察前検査として主要な項目(約40項目)は約1時間で結果報告できるようにシステム化してあります。また、夜間および休日においても約30項目を測定しています。

検体検査室
検体検査室

一般検査

一般検査

尿検査と便検査、血液以外の体液(腹水・髄液など)の検査をします。
尿検査では尿蛋白、尿潜血、尿糖などの検査を行っています。これは腎疾患・糖尿病・尿路感染症などの判断に有用です。また尿中の細胞を見る尿沈渣検査では赤血球・白血球の数や、腎疾患で検出される円柱・異型細胞を調べます。
便検査では消化管の出血を便中の潜血から判断し、また顕微鏡で寄生虫やその卵の有無を確認しています。
髄液の検査では髄膜炎や脳炎の判断するため、細胞数を顕微鏡で確認しています。

血液検査

血液検査

血球数算定、形態学的検査は血液中の細胞数の測定や、細胞の形態の観察が行われます。機械で測定している項目には、赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン等があります。一方、顕微鏡を用いた形態の観察では細胞の異常や変化を捉え、白血病などの血液疾患の確定診断や早期発見に役立ちます。
凝固・線溶検査では、血液が固まるのに必要な成分の検査(凝固検査)が行われます。また、線溶という仕組みがあり、血液のかたまりを溶かそうと働きます。それらに関連した成分を線溶検査で測定します。

生化学検査・免疫検査

生化学検査では、血液、尿、腹水、髄液などに含まれる生化学成分を測定します。
自動分析装置で電解質・蛋白・脂質・糖・酵素などの項目を測定し、疾患の診断や薬物投与の効果、治療の予後のために正確かつ迅速に臨床側に結果を報告しています。
免疫検査では抗原抗体反応を用いて感染症・腫瘍マーカー・ホルモン・アレルギーなどを測定しています。また電気泳動法を用いてさらに詳しい検査をしています。


微生物検査

微生物検査

微生物検査では様々な検査材料(血液、喀痰、尿、便、膿汁、髄液、胸水、腹水など)から細菌や真菌を中心に、感染症を引き起こしている病原微生物の検索をしています。
検査の手順は、まず材料をグラム染色し、顕微鏡で細胞や微生物の有無を観察し、形態、大きさおよび配列などから菌の種類を推定します。次に検査材料を培養して生えてきた菌の形態、大きさ、色などと、グラム染色の結果を総合的に考え、病原菌を同定します。そして、病原菌の治療に有効な抗菌薬を調べるため、薬剤感受性検査を行います。
また、感染制御部と連携して、薬剤耐性菌の蔓延防止のために環境の監視培養を行うなど院内感染対策にも取り組んでいます。

検査値の見方-第4版-(PDF:233KB)

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