帝京がんセンター
ごあいさつ
帝京大学医学部附属病院は、厚生労働省指定の地域がん診療連携拠点病院として年間2000名以上のがん患者さんを治療しています。帝京がんセンターは、がんの診療体制を支える縁の下の力持ちとして、次の6部門から構成されます。(1)いろいろながんの患者さんが通院しながら抗がん剤治療を受けることができる「外来化学療法室」、(2)最近のがんゲノム医療の進歩にいち早く対応すべく、質の高い診療・検査・カウンセリングの実施体制を支える「がんゲノム医療支援室」、(3)最新かつ高精度の放射線治療を患者さんの安全にも配慮しながら積極的に展開する「がん放射線治療チーム」、(4)専門の医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー・公認心理師・管理栄養士・理学療法士・歯科衛生士など多職種の専門家による「緩和ケアチーム(緩和ケアセンター)」、(5)さまざまな患者さん・ご家族からのご相談を受ける「がん相談支援室(がん相談支援センター)」、および(6)東京都や厚労省にも提出する貴重ながん治療関連資料を膨大なデータからまとめる「がん登録室」。
さらに、帝京がんセンターは、地域のいろいろな医療機関などとも連携・連絡を密にして、地域の中でがん患者さん・ご家族にとって切れ目のないがん診療をご提供することを目指しています。
がんセンター長 (腫瘍内科 教授)
関 順彦