
医師のさまざまなキャリアパスが後期研修からスタートします。
帝京大学医学部附属病院では、高い臨床実地能力を後期研修で獲得することを目標に、希望する専門分野において基本診療から先端医療まで豊富な症例の中で質の高い細やかな指導を受けることができます。
これまでの大学病院における研修では、専門分野の研修が主なため、せっかく初期研修で培ったプライマリケアのスキルが活かせないという問題もありました。そこで帝京大学医学部附属病院では、ER ローテーションを後期研修に組み込むことで、幅広い分野での問題解決能力を高めるプログラムを用意しました。
帝京大学医学部附属病院は東京北部、埼玉南部の広域医療圏をカバーしており、2009年5月に国内でも有数のIT環境を備えた新しい病院が開院しました。
この後期研修プログラムでは、原則として一定の期間ER勤務を必須とし、休養の時間を考慮したローテーションを構成。ER専門医とともにトリアージと初期治療を研修できます。
さらにシニアレジデント終了後も、それぞれの専門分野での認定医・専門医資格取得とキャリアパスの発展を長期にわたりサポートします。また、まだ特定の専門分野を決めていないかた、あるいは複数の分野に興味のあるかたは臨床研修センターに所属していただき、 ERを含む複数の分野を自由にスーパーローテーションするオーダーメードの後期臨床研修を選択することもできます。もちろん後期臨床研修を開始してから途中で専門分野を決定していくことも可能です。
帝京大学医学部附属病院では後期臨床研修をキャリアのスタートとして、大学病院での指導医、市中病院での専門医、地域医療機関の開設者など医療のさまざまな分野において活躍できる確かな実力を備えた、臨床力高い医師を養成することを目標にしています。
2年間の臨床研修修了(予定)者は誰でもシニアレジデントに応募できます。出身大学やどの研修病院で臨床研修を受けたかにより差別されることはありません。
ナビゲーター
臨床研修センター 副センター長/内科学講座担当
秋山 暢 医師
診療科について、詳しくは以下の各科サイトまたは病院の該当ページをぜひご参照ください。科によっては、概要やスタッフ紹介、研修医募集について紹介されているサイトもあります。
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