耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科・聴覚言語センター

診療内容・特色

帝京大学耳鼻咽喉科は一貫して耳科学・聴覚医学を専門とすると共に、広く耳鼻咽喉科・頭頚部外科領域を、救急疾患を含めカバーして参りました。
耳の診療につきましては、特に新病院となってから各外来診療室に手術用顕微鏡を装備したことを始めとして、手術室の装備の最新化・手術侵襲の低減(早期治癒)等、随所に改善を行っております。
中耳炎症例は特に難治例の紹介が多く、毎週のように広範進展真珠腫の手術が行われます。当科での術式は、中耳開放により病変を完全に除去した後に元通りのサイズに外耳道を再建する手技(初代教授考案)であり、病変コントロールに有利であると共に術後の治癒が良いのが特長です。難聴の中でも耳硬化症や中耳奇形など手術による改善が見込めるものは積極的にアブミ骨手術・鼓室形成術を施行し、良好な成績を収めております。
治療不能な両側感音難聴に対しては補聴外来にて専門の医師・言語聴覚士が補聴器を適合しております。補聴器も使用できない程の高度難聴には、人工内耳を埋め込む手術を行います(人工内耳黎明期からの手術・療育経験があります)。小児の難聴に対しては、早期診断・治療を行っており、集中的な療育を含め十分な対応が可能です。
慢性副鼻腔炎に対しては内視鏡下鼻内手術を行っており、通年性アレルギー性鼻炎や花粉症に対しても、外来小手術はもとより入院での後鼻神経切断術(くしゃみ・鼻水を止める)・下甲介形成術(鼻づまりを改善させる)も積極的に行っています。
頭頸部腫瘍(悪性・良性)については、頭頚部外科専門医を中心にQOLを重視した治療を行っております。特に頭頸部癌の治療に不可欠な放射線治療は、放射線専門医と十分な連携を取って行うのが特長です。
新体制におきましても、専門領域・地域医療連携ともにさらに進歩を加えながら進めて参る所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。


「聴覚言語センター」設立について

当科は初代鈴木淳一教授の時代より耳科学を専門として、他の専門施設と連携するに十分な設備・人員を有しておりましたが、この度「聴覚言語センター」を設立する運びとなりました。これにより、聴覚医学的疾患におけるさらにスムーズな連携ならびに共同研究(耳や聞こえの疾患について)等が可能となります。すでにいくつかの聴覚専門機関との連携を開始しておりますが、今後徐々に対象を拡大する所存ですので、宜しくお願い申し上げます。


外来診療担当表


スタッフ

医師名近影職位専門分野詳細情報
伊藤 健科長
主任教授
耳科学
聴覚医学
持木 将人病院准教授頭頸部腫瘍
安井 拓也講師聴覚
耳疾患
鼻咽頭疾患
峯田 穣治助教耳鼻咽喉科全般
江原 幸茂助手耳鼻咽喉科全般
齋藤 真紀助手耳鼻咽喉科全般
武茂 高至助手耳鼻咽喉科全般
村上 昌史助手耳鼻咽喉科全般
黒木 良子臨床助手耳鼻咽喉科全般
平野 真希子臨床助手耳鼻咽喉科全般
岡田 典久臨床助手耳鼻咽喉科全般
山岸 純也臨床助手耳鼻咽喉科全般
鈴木 邦啓臨床助手耳鼻咽喉科全般
鴨頭 輝臨床助手耳鼻咽喉科全般

専門外来

伝音難聴・人工内耳外来

対象は、真珠腫性中耳炎、慢性中耳炎、耳硬化症、中耳奇形および高度感音難聴など手術で聴力が改善する疾患です。
鼓室形成術、アブミ骨手術および人工内耳埋込術で良い成績を残してきています。
高度難聴で補聴器が使用できない患者さんに対し聴力検査、画像診断の結果で人工内耳手術の適応を決定しています。

外来診療担当表


補聴外来

対象は、老人性難聴を代表とする感音難聴です。
専門の医師および言語聴覚士が最も適合し価格的にも妥当な補聴器を選択し、調整をしています。

外来診療担当表


小児難聴外来

対象は、先天性難聴などの幼小児難聴、言語発達遅滞です。
ホームトレーニングでの補聴器フィッティングとそれに続く聴能訓練、人工内耳症例の聴能訓練、および言語訓練を行っています。

外来診療担当表


アレルギー外来

対象は鼻アレルギーです。
治療は症状に応じて内服療法、レーザーによる外来手術、入院の上後鼻神経切断・下甲介形成手術等の治療を行っています。

外来診療担当表


外来受付

再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8651 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室(予約専用)
初診で紹介状をお持ちの方は、医療連携室にて予約をお取り致します。
TEL:03-3964-1498
電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30

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