地域がん診療連携拠点病院(高度型)の指定を受けました。
当院は2008年2月8日以降、地域がん診療連携拠点病院として地域がん診療の中核を担って参りましたが、この度、2019年4月1日付で地域がん診療連携拠点病院(高度型)の指定を受けました。
従来、全国の地域がん診療連携拠点病院は国が定めた一律の診療基準を満たすことを求められてきました。しかしながら、各拠点病院間で診療実績や体制に大きなバラつきがあることが課題となっていました。
そのような折、2019年4月1日からは、全国に339施設ある地域がん診療連携拠点病院が、刷新された指定要件に基づき14施設からなる「地域がん診療連携拠点病院(高度型)」と325施設からなる「地域がん診療連携拠点病院」に再分類されました。
「高度型」は、高度ながん診療を提供し、診療実績が優れているだけでなく、高度な放射線治療、緩和ケア、医療安全などが求められています。
帝京大学医学部附属病院は、「高度型」に指定を受けたことの重責を全うするべく、今後も地域がん診療への更なる貢献を目指して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
病院長 坂本 哲也
がん診療連携拠点病院等の一覧は、厚生労働省のホームページよりご確認いただけます。