当院職員の新型コロナウイルス感染について(第3報)
この度、当院勤務の職員4名が、新型コロナウイルスに感染したことが判明いたしました。
患者さんとご家族および関係者の皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
【事例1】
職種:
病棟看護師(当該病棟は新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる病棟ではない)
経過等:
7月21日、37℃の発熱。その後、症状や微熱もなく、経過観察となっていた。
7月25日、味覚障害を自覚。
7月26日、鼻汁、咽頭痛、嗅覚異常が出現。
7月28日、当院でPCR検査を施行し、陽性と判明。
【事例2】
職種:
医師(事例1の看護師と同じ病棟に勤務)
経過等:
発熱等、新型コロナウイルス感染症に関する症状なし。
7月28日、事例1と接触した可能性があるためPCR検査を施行し、陽性と判明。
【事例3】
職種:
病棟看護師(事例1、事例2とは別の病棟に勤務)
経過等:
7月17日、院外の友人と接触。
7月20日、発熱なし。咽頭痛なし。咽頭違和感、嗄声あり。
7月21日から24日、自宅待機。
7月25日、友人が新型コロナウイルスに感染した事が判明、咽頭違和感と嗄声があったため、外来を受診しPCR検査を施行、陰性であった。7月30日まで自宅待機。
7月31日、勤務再開にあたりPCR検査を施行し、陽性と判明。
病院の対応:
当該職員が勤務する病棟、休憩室等は消毒を実施いたしました。
当院入院中の患者さんへの説明を行いました。
接触が考えられる職員などについて、PCR検査を実施しております。
当院管轄保健所へ報告し、濃厚接触者についての対応を相談しております。
今後の診療について:
外来診療は継続しております。
事例1、事例2の病棟における新規入院患者の受け入れを制限しておりましたが、事例1と接触した可能性のある職員は事例2以外の130名のPCR検査結果が全て陰性であることを確認しました。そのため、8月3日(月)より受け入れ制限を解除し、通常の病床運用としております。
事例3の病棟における新規入院患者の受け入れを当面の間一部制限しておりましたが、事例3と接触した可能性のある職員5名のPCR検査が全て陰性であることを確認しました。そのため、8月4日(火)より受け入れ制限を解除し、通常の病床運用としております。
【事例4】
職種:
技師(事例1、事例2、事例3とは別の部署に勤務)
経過等:
7月29日、頭痛あり。
7月30日、39.5℃の発熱。全身痛、倦怠感、呼吸苦あり。自宅安静。
7月31日、39.0℃の発熱。
8月1日、当院でPCR検査を施行し、陽性と判明。
病院の対応:
当該職員が勤務する部署、休憩室等は消毒を実施いたしました。
接触が考えられる職員などについて、PCR検査を実施しております。
当院管轄保健所へ報告し、濃厚接触者についての対応を相談しております。
今後の診療について:
当該職員と患者さんとの接触は限定的であり、就業制限中の職員1名を除き、接触した可能性のある職員5名のPCR検査が全て陰性であったため、外来および入院診療は中止せず継続いたします。
2020年8月4日
帝京大学医学部附属病院 病院長
お問合せ先
患者さん、ご家族からのお問い合わせ
帝京大学医学部附属病院 患者相談室
電話 03-3964-1211㈹
上記以外からのお問い合わせ
帝京大学 本部広報課
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