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放射線治療(地下1階 ⑲治療・RI検査室)

放射線治療は、がん治療三本柱の一つとして、広く用いられています。
手術と同じ「局所療法」ですが、患部の機能、形態を温存でき、幅広い病期に適応できる優れたがんの治療法です。欧米では、がん患者の約60%が放射線治療を選択しています。
当院では外部照射治療と密封小線源治療を行っております。

外部照射治療

体の外から高エネルギーの放射線を病変部に照射する治療です。
当院では、強度変調放射線治療(IMRT)、全身照射(TBI)、画像誘導放射線治療(IGRT)、高精度定位照射(SRT,SBRT)にも対応しています。
治療期間は1週間から長い場合は2カ月間程かかりますが、外来で治療を行う事ができます。
一回の治療は約15分ですが、そのうち実際に放射線が照射されるのは1分程です。

リニアック

Elekta製Versa HD™

リニアック
高精度放射線治療に適したリニアック。6軸補正で0.1mm単位の患者位置補正が可能です。

Elekta製Harmony Pro®

リニアック
大学病院として日本初導入のリニアック。自動顔認証、固定具認証システムにより、安全な治療を提供します。


治療計画

放射線治療計画を立てるための専用のCT撮影装置を所有しています。治療時に体を安定させるための「固定具」を個人用にそれぞれ作成し、装着した治療時の状態で撮影します。得られたCT画像を用いて、三次元的に病変部に最適に照射するための計画を作成します。
CT画像のみならずMRIやPETなどの画像と合わせてより正確に計画することもできます。

Canon製Aquilion Exceed LB

リニアック
大開口径80列マルチスライスCT装置。治療計画に必要な高精細なCT画像を取得します。


品質保証・管理

実際の治療が行われる前に、放射線治療が計画通りに正確で安全に行えるかを調べるために実施します。とても重要な業務です。

放射線治療を受けられる方へ

外部照射治療を行う方は、照射部位にマーキングを行います。大変重要なしるしですので、消さないようご協力ください。
照射範囲とその周囲は、湿布などの刺激が有るものを張ったり、きつい衣類の締め付けは無いようにしてください。