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核医学検査(地下1階⑲治療・RI検査室)

核医学検査とは微量な放射性同位元素(ラジオアイソトープ)を付けた薬剤(=放射性医薬品)を体内に投与し、特定の臓器や組織に取り込ませ、そこからの放射線を測定し、分布を画像化する検査です。
放射性医薬品の特徴を生かす事で、臓器の位置や形状・大きさの他に機能的な異常も検出できる診断には欠かせない検査です。
体内の薬品は、数時間から遅くとも数日で体内からなくなる安全なものです。
検査の種類、対象臓器により、使われる薬剤や検査時間。検査回数が大きく異なります。1時間のものから数日間になるものまで様々です。
PET検査とは、多くの悪性腫瘍はブドウ糖を取り込むことが多いため、ブドウ糖の代わりに18F-FDG薬剤を投与し取り込んでもらい、その状況を撮影することで悪性腫瘍の存在や大きさを調べていきます。
当院ではPET-CT装置を使い、PET画像と合わせてCT画像も同時に取得し、両者を重ね合わせた画像を作成することで、より詳細な臓器・器官の形態や位置情報を提供します。

検査を受けられる方へ

PET-CT装置

PET-CT装置
大視野半導体PET検出器を搭載したデジタルPET-CT

PET-CT装置
吸収補正用CTを搭載したSPECT-CT