循環器センター
循環器センターは心筋梗塞や狭心症、心不全、不整脈、大動脈疾患などの循環器疾患を取り扱う専門病棟で、新鋭のモニター設備を備えた集中治療室(12床)と後方病棟(26床)の2つの隣接する病棟から成り立っています。
また当院は東京都CCUネットワークに属し、循環器センターの廊下を挟んだ向かい側には幅広い検査や治療に対応できる心臓血管造影室があり、心臓カテーテル検査、治療(2023年度(対象期間:2023年4月~2024年3月) 冠動脈形成術365件、末梢動脈形成術47件)、不整脈治療(アブレーション101件)が行われます。また急性大動脈スーパーネットワークにも属しており、都内13施設ある緊急大動脈重点病院のうちのひとつであり、大動脈疾患の緊急治療を行っております。
同フロアに手術室が配置されているため、心臓や大血管の外科手術時にも迅速に対応できます。手術室内にあるハイブリッド手術室では、手術室としてだけでなく血管造影室の機能を兼ね備え、先端の低侵襲治療を行っております(2023年度(対象期間:2023年4月~2024年3月) 年間TAVI 168件、マイトラクリップ36件、ペースメーカー/除細動器86件)。重症心不全に対する機械的補助循環も行っております。新しい経皮的心肺補助装置であるインペラは2023年度(対象期間:2023年4月~2024年3月)は18件施行しました。循環器内科と心臓血管外科の医師が協力して先端の医療を提供しています。
循環器センター内
血管造影検査室
~血管内治療をより安全・確実に~
手術室と血管造影検査室を融合させたハイブリッド手術室
2012年9月には、病院3階に心臓リハビリテーションセンターが完成いたしました。
当院では、今まで入院患者さんに限定して心臓リハビリテーションを行っていましたが、同年11月からは外来患者さんにも対象を拡大いたしました。