当院職員の新型コロナウイルス感染について（8月20日報）

この度、当院の医師1名と看護師2名が、新型コロナウイルスに感染したことが判明いたしました。尚、3名はそれぞれ別の部署で勤務しており、接触の機会はございませんでした。また、これまでにご報告した職員との接点もございませんでした。
患者さんとご家族および関係者の皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。

【事例26】
職種：
医師

経過等：
8月6日 鼻閉出現。

8月10日、11日のみ当院で勤務。
8月17日 PCR検査施行。
8月18日 陽性と判明。

【事例27】
職種：
看護師

経過等：
8月15日 体温37.2℃。関節痛、嗄声出現。
8月16日 PCR検査施行。
8月18日 陽性と判明。

【事例28】
職種：
看護師

経過等：
8月16日 院外の新型コロナウイルス感染症患者の濃厚接触者と判明し、自宅待機となる。
8月17日 38.1℃の発熱、鼻閉、咽頭痛出現。
8月18日 PCR検査施行。陽性と判明。

病院の対応
発症前よりマスクを着用しており、明らかな濃厚接触者はおりません。疫学的な調査の一環として、事例26に関係する職員6名と事例27に関係する患者さん16名、職員64名に新型コロナウイルスPCR検査を実施し、86名全員陰性でした。事例28については、感染経路が明確であり、発症日から日数も経過していないため、現時点では疫学調査を施行しておりません。

当該部署においては、引き続き関係する患者さんおよび職員の健康観察を行います。

今後の診療について：
診療への影響は限定的と判断し、通常の診療を継続することを、当院管轄保健所とも共有しております。

 

2021年8月20日
帝京大学医学部附属病院　病院長