病棟における新型コロナウイルス感染症の複数発生について（8月30日報）

8月25日報で、当院の複数の入院患者さんと職員が、新型コロナウイルスPCR検査陽性であることが判明し、当面の間、当該病棟では新規入院患者の受け入れを中止することをお知らせいたしました。

本日までに、入院患者さん13名、退院した患者さん1名、職員6名、委託業者1名が陽性であることが判明しております。今後も引き続き厳重な感染管理を行い、感染拡大防止対策を続けていくとともに、定期的に新型コロナウイルスPCR検査を実施していく予定です。
引き続き、新規入院患者の受け入れは中止させていただきます。

また、8月26日には新たに別の病棟で、入院中の患者さん1名が、新型コロナウイルスPCR検査陽性であることが判明いたしました。当該病棟入院中のすべての患者さんおよび関係する職員等に対し、疫学的な調査の一環として新型コロナウイルスPCR検査を実施しております。8月28日の時点で、新たな陽性者は判明しておらず、入院患者さん35名、職員102名の陰性を確認いたしました。
当該病棟においては、新規入院患者の受け入れを一時中止するとともに、この病棟にご入院中の患者さんやご家族には、現状と病院の対応につきまして、病院より説明させていただきました。
本日8月30日に当該病棟に入院している患者さん32名の新型コロナウイルスPCR検査を改めて実施したところ、すべて陰性であることを確認しました。加えて、患者さんや職員に新型コロナウイルス感染症を疑う症状がみられないことから、この病棟については通常運用に戻すことになりました。
今後も慎重に観察を続けて行く予定です。

本対応につきましては、当院管轄保健所とも共有しております。

患者さんとご家族および関係者の皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。

2021年8月30日
帝京大学医学部附属病院　病院長