リハビリテーション部(リハビリテーションセンター)
リハビリテーション部では、患者さん一人ひとりの退院後の生活を考え、急性期からがん患者のリハビリテーションまで、発症早期や手術前後からのリハビリテーションを実施しています。
専門科医師の診断の下に、その方に合わせた個別の理学療法と作業療法、言語聴覚療法、心臓リハビリテーションをチーム医療で提供しています。
ムービー
施設基準(2021年12月1日現在)
- 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ
- 運動器リハビリテーション料Ⅰ
- 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
- 心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰ
- がん患者リハビリテーション料
- 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
対象疾患
- 脳血管疾患
- 外傷疾患
- 整形外科疾患
- 呼吸器疾患
- 循環器疾患
- 悪性腫瘍(がん)
- 神経筋疾患
- 小児疾患
- 摂食・嚥下障害
リハビリテーションセンター
理学療法
理学療法は、運動療法や物理療法を用いて、病気やけがによって失われた機能の起きる・座る・立つ・歩くなどの基本的な動作能力の回復を促し、日常生活や社会復帰までサポートしていきます。
作業療法
作業療法は、病気やけがによって食事、着替え、歩くことなどの身の回りの事や仕事などの日常生活に問題が生じた方に、作業活動を通じて、その時期や状態をみながら、将来の生活を見越し、それぞれの生活が送れるように治療・援助・指導を行います。
言語聴覚療法
言語聴覚療法は、病気や交通事故などで言語、聴覚、発声・発音、認知などの機能が損なわれ、ことばによるコミュニケーションに問題がある方に、専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援します。また、食べにくい、食べられない、ムセるなどの摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。
心臓リハビリテーションセンター
入院中の心臓リハビリテーション
体が弱った心臓病患者さんは、心臓に関わる様々なトラブルを生じやすく、再入院のリスクが高まると報告されています。
当院では、心臓病分野専門の理学療法士が、医師の指示のもと患者さんの病状の回復にあわせて活動範囲の拡大を促し、入院中に生じる体の虚弱化を予防します。
退院後の心臓リハビリテーション
退院後は、心臓病の再発や再入院を予防するため、心臓リハビリテーションに週2~3回参加することが推奨されています。
心臓に不調を抱える患者さんが退院後に心臓リハビリテーションへ参加すると、再入院に至るリスクが、39%減少すると報告されています。当院の心臓リハビリテーションは、プログラムの軸となる運動療法の他に、栄養相談、生活相談、心臓病教室があり、個々の患者さんにあわせてプログラムが構成されます。
院内活動
- 入院多職種カンファレンス(医師、MSW、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師)
- 退院時心臓リハビリテーションつなげるカンファレンス(医師、MSW、理学療法士、看護師)
- 外来多職種カンファレンス(医師、理学療法士、看護師)
- 緩和ケアチーム
- 栄養サポートチーム(NST)
- 摂食嚥下支援チーム
- 糖尿病教室
- 嚥下回診
- 循環器内科回診
- 心臓血管外科回診
- 帝京大学リハビリテーション研究会
院外活動
- 板橋区地域リハビリテーションネットワーク(介護予防部会・心臓リハビリテーション部会)
- 板橋区脳卒中懇話会リハビリテーション部会
- 首都圏心臓リハビリテーション地域連携ネットワーク(CRCN)
- 心臓リハビリテーション連携の会
- 関連学会での学術活動