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メンタルヘルス科/デイケア

メンタルヘルス科/デイケア

診療内容・特色

当科では、統合失調症、気分障害(うつ病、躁うつ病など)、神経症性障害(パニック障害など)、認知症などの精神科領域の疾患に対応します。特定機能病院として高度な医療を提供するのみならず、板橋区・北区・豊島区などを中心とする地域の精神科医療にも貢献できるよう努めています。

当科の精神科医療の特色

  1. ①入院診療
    医師、看護師を中心とする多職種チームによる支援を組み合わせた治療を実践します。
  2. ②コンサルテーション・リエゾン精神科診療
    身体面の治療で入院中の患者さんに精神科的な診療が必要となった際、他の診療科と連携しながら診療を行います。
  3. ③修正型電気けいれん療法の実施
    うつ病などの精神科疾患で、薬物治療では十分な効果が得られない場合、副作用が原因で十分に薬物療法を行えない場合などに入院診療の中で実施します。
  4. ④大規模デイケア
    患者さんがスムーズに地域生活が送れるようになるプログラムを行います。
  5. ⑤地域医療
    板橋区・北区・豊島区などを中心とする地域への医療サービスとして、精神科病院やクリニック、社会復帰施設などと連携しながら、入院受け入れ、心理社会的問題への対応や地域生活のサポート、社会復帰に向けての支援を行っています。デイケアでは、認知機能リハビリテーション、就労支援が行われています。

外来診療担当表

当科では、主に統合失調症を待つ人が精神科外来で主治医に聞きたいことをきき、より良いコミュニケーションをするための「質問促進パンフレット」の活用をお勧めしております。下記より印刷していただき、診察の前に、落ち着いた気持ちの時に、診察で訪ねたい質問にチェックを入れてください。このリストを診察に持参して、活用してみてください。

質問促進パンフレット

ダウンロードできない方は、主治医または、メンタルヘルス科受付にお尋ねください。


入院診療について

病床数

開放病棟47床(保護室2室・個室5室含)
4床室・6床室:室料差額なし
(個室差額:20,900円)

主な治療内容

  • 統合失調症、気分障害、神経症性障害(パニック障害)の薬物療法および心理社会的治療
  • 適応に応じた修正型電気けいれん療法

なお、上記に加え、認知症の診断を目的とした検査入院、うつ病の休息入院も行っております。

患者さんへ

入院診療をご希望の場合は、現在おかかりの主治医とご相談の上、当科外来(03-3964-1211(代)内線:30351)までご連絡下さい。
なお入院やその必要性などについておききになりたい方は(ご家族の方でも可)担当者(科長・ケースワーカー)がご相談にのりますので、メールで下記のアドレスまでお問合せ下さい。
mentalc★teikyo-u.ac.jp
※★を@に置き換えてください。
メールには、相談内容・現在の状況や症状・電話番号(電話に出れる時間帯)をご記入下さい。後日、担当者より、メールまたは電話で直接ご連絡いたします。

医療機関の先生方へ

入院診療が必要な場合、当科外来(03-3964-1211(代)内線:30351)までご連絡下さい。担当者がご対応いたします。

*詳細については「入院のご案内」もご覧ください。


デイケアの内容

デイケアルーム

デイケアでは、メンタルヘルス科外来に通院する方に対するリハビリテーションを行っています。ご病気の影響で、生活リズム・人づきあい・勉強・仕事などがうまくいかなくなった方々が、自分の希望する社会生活を取り戻すことが目標です。そのためには、社会生活に必要な能力の回復、自信の回復、病気とのつきあい方を自分なりに見出すことが大切です。医師・看護師・作業療法士・精神保健福祉士・臨床心理士による多職種チームが、個別担当制によるきめ細かな対応、料理・スポーツなどのグループ活動の活用、SSTや心理教育など病気への理解を深めストレスとのつきあい方や人づきあいを練習するプログラムを行い、社会生活を積極的に支援します。

帝京大学医学部 精神神経科ホームページ デイケアのページへ別ウィンドウで開く


スタッフ

科長
主任教授
功刀 浩

病院准教授
赤羽 晃寿

講師
渡邊 由香子

助教
金井 理恵

助教
松村 謙一

助教
秀瀨 真輔

助教
小方 茂弘

助教
庄司 瑛武

臨床助手
西本 奈生

客員教授
林 直樹

シニアレジデント
藤井 亮佑

シニアレジデント
飯塚 理沙子

専門診療

物忘れ外来(認知症検査外来)

地域連携を前提とした認知症の早期発見・早期診断を目指しています。ご本人、ご家族で物忘れや認知症が気になる方はお気軽にご相談ください。治りにくいうつ病でお困りの高齢者の方にも、一度検査を受けて認知症の可能性を疑ってみることをおすすめしています。

  • ご希望の方は「物忘れ外来ないしは認知症の検査希望」とメンタルヘルス科外来にお申し出ください。
  • 認知機能検査、MRI、MRA、脳血流SPECT、脳波、脳脊髄液検査と各種検査が実施可能です。これらにより認知症以外の脳の病気もチェックできますし、レビー小体病やパーキンソン病が疑われる場合はドパミントランスポーターシンチやMIBG心筋シンチグラフィも行います。
  • 脳脊髄液検査を行い、脳脊髄液中のリン酸化タウ蛋白を測定することで、アルツハイマー型認知症の診断補助が可能となります(入院の場合)。
  • 介護認定に必要な診察や診断書の作成も承ります。
  • 現在かかりつけ医療機関がある場合は、紹介状をお持ち下さい。
  • 一定の治療方針が決まりましたら、適切なかかりつけ医療機関を紹介させていただきます。

外来診療担当表

成人期発達障害の診断

成人期発達障害の診断を中心とする診療体制を整えました。他の障害が合併していて診断が難しいケースがありますが、なるべく少ない受診回数で治療の方向を見出すよう努力します。


外来受付

初診・再診とも予約制のため、受診・予約の変更をご希望の場合は上記までご連絡ください。なお、初診の場合は入院のご希望の有無をお伝えください。入院をご希望の場合は専用の予約枠にて速やかに検討させていただきます。
電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30


精神療法・カウンセリングについて

詳細は主治医にお尋ねください。


外部サイト

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