上部消化管
診療内容・特色
上部消化管外科は、食道、胃、十二指腸の病気を中心に、その診断と治療を行っています。
具体的には、食道癌、胃癌、十二指腸癌、胃・十二指腸潰瘍、ポリープ、異物、その他の腫瘍などが対象です。
癌の治療では部位やその進み具合に即して、①お腹や胸を切らない内視鏡的治療、②小さい創で手術をする腹腔(胸腔)鏡補助下手術、③逆流やダンピング症状を少なくする幽門保存手術、胃を全摘した場合の代用胃(空腸嚢)の作成、④進行した癌に対しては、抗がん剤や放射線などを組み合わせた集学的治療を行っています。
現在、高度医療の枠組みで腹膜播種を伴う胃癌に対して腹腔内抗癌薬投与を組み合わせた治療をおこなっています。
さまざまな原因で食事ができない人に対して、栄養を与えるための胃瘻や腸瘻、食道瘻を内視鏡的(PEG)あるいは外科的に造っています。また、在宅で点滴の栄養や胃瘻からの栄養を行って栄養状態を改善するお手伝いも致します。
鼠径ヘルニアの診療も行っていますのでお気軽にご相談ください。
スタッフ
専門外来
ヘルニア外来
鼠径部ヘルニアとは:臓器や組織の一部が体の弱い部分やすき間から本来ある場所でない部分にはみ出している状態を指します。鼠径部(足の付け根付近)で起きるものに、鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアがあり、鼠径部ヘルニアでは小腸が出てくる場合が多いので、俗に「脱腸」と呼ばれています。
ヘルニア治療:当科では鼠径部切開法、腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術を行っております。
外来受付
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