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04病院のご案内

令和5年度 帝京大学医学部附属病院指標

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対象期間 令和5年4月~令和6年3月退院症例
年齢 一般病棟に入院した時点での年齢を算出
患者数 一連の入院を1カウントとして集計(一般病棟への入院が一度もなかった患者さんを除く)
平均術前日数 初回の様式1開始日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数
平均術後日数 手術日(手術日当日は含まない)から退院日までの日数
転院 退院先が、「他の病院・診療所への転院」となっているもの
転院率 転院症例数/全退院数

なお、このホームページは厚生労働省の「医療法における病院等の広告規制について」の「医療機関ホームページガイドライン」を遵守しています。

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■病院指標


■医療の質指標


年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 931 568 684 1,082 1,396 2,503 2,722 4,456 2,853 434

当院は地域の基幹病院として、全ての分野の専門医が協力し、幅広い年齢層の患者さんに、高度の専門医療を提供しています。令和5年度退院患者の年齢構成は、70歳代の患者さんが最も多く、60歳以上の患者さんが全体の約60%を占めます。


診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 420 3.06 2.61 0.00% 66.61
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし-副病:0-0 178 4.42 4.26 1.12% 70.40
050080xx97000x 弁膜症(連合弁膜症を含む。)-その他の手術あり-処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし-0 127 13.28 12.46 5.51% 83.42
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:2あり-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 121 4.16 3.25 0.00% 68.65
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 113 11.29 8.75 3.54% 73.53

当院において、内科は消化器、呼吸器、腎臓、血液、代謝・高脂血症・糖尿病・痛風、感染症、リウマチ・膠原病の各専門グループ/研究室から構成されています。内科の患者数は、病院全体の33%を占めています。結腸や直腸などの良性腫瘍で内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を受けた患者さんは、消化器・肝・胆・膵疾患の中でも24%を占めています。内科の循環器系分類の27%を占めているのが2位~4位の3分類です。

内科紹介はこちらをご覧ください。

小児科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 116 9.14 6.07 0.00% 0.00
140010x299x2xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満)-手術なし-処置1:0-処置2:2あり-副病:0-0 38 34.18 28.09 0.00% 0.00
010230xx99x00x てんかん-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 36 4.03 7.20 0.00% 6.58
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 33 17.09 11.01 0.00% 0.00
080270xxxx1xxx 食物アレルギー-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0 31 1.07 2.12 0.00% 6.55

小児科で扱う専門領域としては、神経・アレルギー・内分泌・代謝・栄養・循環器・免疫・血液・悪性腫瘍・腎・発達などです。小児科の中で、早産児や低出生体重児など周産期に発生した病態・新生児疾患は38%を占めています。「てんかん-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0」の患者さんは、小児科全体のおよそ5%で、主にてんかんの検査や加療を目的に入院しています。「食物アレルギー-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0」の患者さんは小児科全体のおよそ4.3%で、食物によるアレルギー症状が出てしまった患者さんに対して、アレルギーの原因となった食物の確定のために検査を行います。

小児科紹介はこちらをご覧ください。

外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 125 11.71 9.89 1.60% 66.75
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍-乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 125 5.87 5.64 0.00% 56.52
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍-乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 94 12.73 9.88 0.00% 59.05
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 74 5.01 4.55 0.00% 71.01
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:0-副病:なし-0 70 17.99 15.12 0.00% 68.89

全ての外科疾患を対象としており、外科の患者数は、病院全体の12%を占めています。外科の呼吸器系疾患のうち肺がんの患者数は約66%です。また、外科の中でも乳がんの患者さんはおよそ12%で、そのうち86%を上記の2分類が占めています。外科のなかでも消化器・肝・胆・膵疾患の患者は66%をしめています。

外科紹介はこちらをご覧ください。

整形外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 137 25.67 25.50 70.07% 76.34
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0- 91 23.66 21.96 0.00% 72.38
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 91 21.69 19.55 6.59% 68.14
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。)-腱縫合術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 70 9.41 13.04 0.00% 30.30
160740xx01xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼-骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 70 7.41 5.67 1.43% 25.34

体を動かすために必要な部分を運動器といい、骨、関節、靭帯、腱、神経、筋肉などが含まれます。整形外科では、これらの運動器の病気(疾患)や怪我(外傷)の診療を行っており、病院全体の約10%が整形外科の患者さんです。なかでも骨折等、外傷の患者さんは50%と半数を占めています。そのほか、加齢や肥満に伴い発症する膝関節症や股関節症の患者さんも多く入院しており、傷んでしまった関節を人工の関節に置き換える手術を行っています。

整形外科紹介はこちらをご覧ください。

形成外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)-鼻骨骨折整復固定術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 58 4.24 4.63 0.00% 38.57
020230xx97x0xx 眼瞼下垂-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 48 3.21 2.82 0.00% 70.31
060565xxxxx0xx 顎変形症-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 31 8.19 7.48 0.00% 28.52
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 20 7.65 6.59 0.00% 47.65
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍-ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 18 9.72 7.47 0.00% 47.33

形成外科では、外傷、先天異常あるいは腫瘍などが原因で体表面に近い部分に生じた変形に対して主に手術による治療を行っています。「顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)-鼻骨骨折整復固定術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0」は、鼻骨や頬骨、眼窩底の骨折に対する手術を行っています。また形成外科では、加齢などに伴う眼瞼下垂に対して手術を行っています。顎変形症は、上下の顎の骨の大きさや形、位置、バランスの異常などにより、咬み合わせの問題や顔の変形といった症状か生じる状態の総称で、手術で上顎や下顎の形成を行っています。さらに、他科とチームを組んで腫瘍切除後の形態や機能再建を行っており、特に乳腺外科とチームを組んだ乳房再建症例を数多く扱っています。

形成外科紹介はこちらをご覧ください。

脳神経外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤-手術なし-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0 46 2.52 2.95 2.17% 60.15
010030xx03x0xx 未破裂脳動脈瘤-脳血管内手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 37 7.60 8.94 0.00% 56.16
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 31 19.61 19.09 51.61% 64.65
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 30 9.03 8.38 26.67% 62.47
100260xx9700xx 下垂体機能亢進症-手術あり-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0 21 14.38 16.06 0.00% 48.19

脳神経外科では、脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、先天奇形など、様々な器質的疾患から、水頭症や、顔面けいれん、三叉神経痛、脳卒中後の痙縮など機能的疾患まで、幅広い脳神経疾患を対象に、治療を行っています。脳神経外科の患者さんのうち、およそ20%が未破裂脳動脈瘤の患者さんです。「非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0」は、脳出血に対して点滴等による治療を行った患者さんです。頭蓋・頭蓋内損傷といった頭部外傷に対する患者さんに対してもあらゆる事態を想定し、適切に対応しています。下垂体腫瘍は下垂体の中で異常な細胞が成長するもので、ホルモンの分泌に影響します。低侵襲な経鼻的内視鏡手術により腫瘍を取り除く手術を行います。

脳神経外科紹介はこちらをご覧ください。

心臓血管外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 44 14.82 10.42 6.82% 78.89
050080xx0100xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)-ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0 35 17.14 16.89 14.29% 63.17
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)-ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等-処置1:なし-処置2:1あり-副病:0-0 31 22.77 21.53 35.48% 66.23
050161xx97x1xx 大動脈解離-その他の手術あり-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 11 32.82 28.09 90.91% 67.00
050050xx0100xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0 - - 17.51 - -

「非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0」は胸部や腹部などの太い動脈や腸骨の動脈にこぶができた状態で、破裂すると危険性が非常に高い病気です。ステントグラフト内挿術といった、大動脈瘤に対するカテーテル(医療用の細い管)を用いた血管内治療を行います。高齢者に対しても、低侵襲手術であるステントグラフト手術を積極的に行っております。また、心臓血管外科の中でもおよそ32%が弁膜症の患者さんです。弁膜症とは、心臓にある弁に異常があり、血液の流れが妨げられる病気です。その弁の置換術や自己弁を温存する弁形成術を行います。さらに、大動脈解離といった緊急性の高い症例も多く対応しています。

心臓血管外科紹介はこちらをご覧ください。

小児外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 38 3.03 2.75 0.00% 3.45
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患-精索捻転手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 12 3.00 3.69 0.00% 7.08
140590xx97xxxx 停留精巣-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 2.97 - -
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア-ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 - - 6.86 - -
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 5.64 - -

小児外科では、新生児から中学生までの患者さんを主に診療する外科です。その中でも鼠径ヘルニアの患者さんが最も多く34%を占めています。次いで、男性生殖器疾患が多く12%で主に陰茎・包皮の疾患です。

小児外科紹介はこちらをご覧ください。

産婦人科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
120260x001xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満)-子宮破裂手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 112 9.62 9.31 0.00% 34.82
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:なし-0 102 5.43 4.18 0.00% 62.62
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍-腹腔鏡下腟式子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 84 7.04 5.98 0.00% 43.39
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常-子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 71 9.31 9.34 0.00% 37.04
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍-子宮悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 58 13.03 10.10 0.00% 55.47

産科では、総合周産期母子医療センターとしてハイリスク妊娠や、婦人科では、小児・思春期から中高年まで、また良性疾患だけでなく悪性疾患に対しても、積極的に低侵襲治療を行っています。「分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満)-子宮破裂手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0」は、主に帝王切開となった患者さんです。子宮頸・体部の悪性腫瘍は子宮頸癌や子宮体癌、子宮内膜癌などの患者さんで産婦人科全体のおよそ24%、子宮の良性腫瘍の患者さんはおよそ9%です。「胎児及び胎児付属物の異常-子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0」は逆子や以前に帝王切開で分娩をしたことがあって妊娠した場合に、帝王切開などの手術を行います。

産婦人科紹介はこちらをご覧ください。

眼科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼 583 3.19 2.54 0.00% 72.43
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。)-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 360 3.84 3.08 0.00% 34.57
020160xx97xxx0 網膜剥離-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼 190 5.70 7.81 0.00% 53.41
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-両眼 87 4.97 4.46 0.00% 73.61
020200xx9710xx 黄斑、後極変性-手術あり-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0 46 5.28 5.67 0.00% 67.61

白内障、緑内障、網膜剥離、黄斑円孔、黄斑上膜、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、ぶどう膜炎、角膜疾患などの内眼疾患と斜視、弱視、眼振、眼筋麻痺、眼瞼下垂、眼瞼内反、眼瞼皮膚弛緩症、眼瞼形成、涙嚢炎、鼻涙管閉塞(流涙症)、涙小管断裂、眼窩腫瘍、眼窩底骨折、眼球突出、眼瞼痙攣、顔面痙攣などの外眼疾患に対して広く対応しています。なかでも最も多いのが白内障の患者さんで、40%を占めています。次いで、斜視の患者さんが22%で、幅広い年齢層の患者さんの診療を行っています。網膜剥離は眼球の内側の網膜が剥がれて、視力の低下や失明を起こす病気です。また、網膜前膜は、網膜の一部にあるうすい膜が収縮してゆがみを起こす病気で、物がゆがんで見えたり、色が薄く見えるたりする変視症が生じます。黄斑円孔とは、黄斑と呼ばれる網膜の一部分に穴があく病気を指します。黄斑は網膜のなかでも特に重要な機能を有しているため、ここに穴が開くと、視力低下、もののゆがみ、といった症状を呈するようになります。いずれの疾患も手術療法を中心に治療しています。

眼科紹介はこちらをご覧ください。

耳鼻咽喉科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 52 9.00 7.53 0.00% 23.85
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 48 6.52 6.02 0.00% 52.75
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫-鼓室形成手術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 45 11.11 6.76 0.00% 37.53
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 43 7.14 6.75 0.00% 48.35
03001xxx0200xx 頭頸部悪性腫瘍-頸部悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0 23 9.87 12.84 0.00% 65.91

耳科学・聴覚医学を専門とすると共に、広く耳鼻咽喉科・頭頚部外科領域の診療を行っています。「扁桃、アデノイドの慢性疾患-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0」は慢性扁桃炎や扁桃肥大などに対して、主に扁桃摘出術を行います。また、慢性副鼻腔炎に対しては内視鏡下鼻内手術を行っております。慢性化膿性中耳炎・中耳真珠種に対しては、中耳開放により病変を完全に除去した後に元通りのサイズに外耳道を再建する手術を行っています。「耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0」は主に耳下腺腫瘍に対して腫瘍の摘出術を行います。「頭頸部悪性腫瘍-頸部悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0」は頭頚部の癌にたいして手術を行った患者さんですが、化学療法や放射線療法を行う場合もあります。

耳鼻咽喉科紹介はこちらをご覧ください。

放射線科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
070520xx97xxxx リンパ節、リンパ管の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 12 14.08 8.23 8.33% 64.17
050200xx97xxxx 循環器疾患(その他)-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 10 3.30 9.52 10.00% 60.50
060300xx97000x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。)-その他の手術あり-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 - - 15.55 - -
040240xx97x0xx 肺循環疾患-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 6.59 - -
050200xx99xxxx 循環器疾患(その他)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 7.40 - -

血管造影、CT、超音波検査などの画像を見ながら様々な疾患の治療を行なっています。主には、リンパ漏や乳び性腹水、また動静脈瘻に対するリンパ管塞栓や血管塞栓術を行っています。

放射線科紹介はこちらをご覧ください。

脳神経内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0 34 17.18 16.97 11.76% 55.50
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 20 22.30 15.57 25.00% 76.80
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 16 24.75 15.70 31.25% 65.94
010130xx99x4xx 重症筋無力症-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0 15 13.47 15.08 0.00% 66.33
010160xx99x00x パーキンソン病-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 13 36.46 18.24 53.85% 72.31

神経内科では、神経系(脳、脊髄、末梢神経、筋)の器質的な(精神的なものではない)疾患を対象に診療を行っております。症状としては頭痛、しびれ、めまい、ものが二つに見える、呂律が回らない、手足が動かない、ふるえる、歩行の障害など多岐にわたります。「免疫介在性・炎症性ニューロパチー-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0」は、慢性炎症性脱髄性多発神経炎やギラン・バレー症候群で、ガンマグロブリンを使用した患者さんです。脳神経内科のうち26%が脳梗塞の患者さんで、リハビリテーションやエダラボンといった薬を使用した治療を行っています。また重症筋無力症にたいして、ガンマグロブリンを使用した治療を行っています。 「パーキンソン病-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0」はパーキンソン病またはパーキンソン病を疑われる患者さんで、精査や加療を目的に入院しています。

脳神経内科紹介はこちらをご覧ください。

皮膚科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
080010xxxx0xxx 膿皮症-手術なし-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 71 12.82 12.88 2.82% 60.21
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 20 8.40 7.22 0.00% 65.95
080020xxxxxxxx 帯状疱疹-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 19 8.16 9.29 5.26% 68.42
080110xxxxx0xx 水疱症-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 16 24.38 28.98 18.75% 77.81
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患-下肢静脈瘤手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 10 1.80 2.61 0.00% 65.60

アトピー性皮膚炎をはじめとする湿疹・皮膚炎群や感染症、膠原病、良性・悪性腫瘍、乾癬、水疱症など、皮膚疾患全般に加えて静脈瘤まで幅広く対応しています。膿皮症は体外からの細菌感染によっておこる皮膚炎症です。「皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0」は有棘細胞癌などをはじめとする皮膚にできる癌で、病変を切除する手術を行います。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、加齢やストレスなどでウイルスが再活性化し、皮膚に赤い発疹と痛みを生じます。入院では抗ウイルス薬の点滴による治療を行っています。水疱症は、皮膚に対する自己抗体によって水ぶくれ(水疱)を作る自己免疫性疾患で、ステロイドによる治療を行います。下肢静脈瘤に対しては血管内にカテーテルを挿入し、高周波カテーテルによって血管の内側から焼灼して閉塞させる血管内治療を行います。

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泌尿器科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 63 7.03 6.85 1.59% 73.56
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患-経尿道的尿路結石除去術-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 55 4.62 5.22 0.00% 62.87
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍-前立腺悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 53 10.98 11.19 0.00% 69.98
11001xxx01x0xx 腎腫瘍-腎(尿管)悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 38 8.53 10.08 0.00% 66.11
110420xx02xxxx 水腎症等-経尿道的尿管ステント留置術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 33 3.52 4.02 0.00% 72.06

泌尿器科では、尿路と男性生殖器の疾患を扱います。対象となる部位・臓器は、腎臓、副腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道、陰茎、精巣・陰のうなどです。それらの部位に発生した各臓器がん、結石、感染症などの疾患や、排尿障害、性機能障害、男性不妊症といった様々な分野を診療しています。「膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0」は膀胱癌に対して、尿道から内視鏡を挿入し、膀胱内の腫瘍を切除する手術を行います。「上部尿路疾患-経尿道的尿路結石除去術-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0」は、腎や尿管にできた結石に対して、尿道から内視鏡を挿入し、レーザーで結石を砕き、砕いた結石を鉗子で回収して体外に取り出す経尿道的尿路結石レーザー除去術を行います。前立腺癌や腎癌に対しては、主に低侵襲治療として先進の手術ロボット「ダ・ヴィンチXi」を用いた手術を行っており、早期退院が可能となりました。水腎症は、腎臓で作られた尿が排出される尿管や膀胱などの尿路が何らかの原因で詰まることで腎臓内に尿がたまって拡張する病気です。腎盂から膀胱にかけて尿の排出を確保するために尿管ステントを呼ばれる管を入れる手術を行います。

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救急科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 70 2.41 3.62 4.29% 34.00
161070xxxxx1xx 薬物中毒(その他の中毒)-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 30 4.90 8.53 0.00% 40.33
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 15 3.67 2.86 0.00% 36.33
010230xx99x00x てんかん-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 13 5.39 7.20 23.08% 47.77
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:2あり-副病:0-0 13 21.92 31.28 61.54% 63.77

外傷外科、脳蘇生、重症救急疾患、広範囲熱傷、急性中毒などの専門スタッフを擁し、主として東京消防庁からの三次救急施設に搬送を選定された患者さんを24時間体制で受け入れています。その中で多い患者さんは「薬物中毒(その他の中毒)」に分類される患者さんで、医薬品の大量服用や有毒物質にさらされたため重い中毒症状が出現し、呼吸循環の維持等の治療を行っています。また、多発外傷で出血が多くショック状態である患者さんや、重い内臓疾患によるショック状態や意識状態の悪化、 あるいは呼吸が著しく不良な状態の患者さんなど幅広く救急患者を受け入れ治療を行っています。

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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 66 10 13 20 - 68 1 8
大腸癌 112 56 71 116 29 112 1 8
乳癌 104 73 19 10 - 64 1 8
肺癌 113 31 94 125 - 343 1 8
肝癌 44 15 - 12 - 120 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌について初発患者はUICCのTNMから示される病期分類による患者数を示しています。再発患者(再発部位によらない)は期間内の患者数です。期間内に複数回の入退院があった場合は、一人の患者さんに入退院の回数をかけた延べ患者数となっています。症例数が10未満の場合は―(ハイフン)表示しています。


成人市中肺炎の重症度別患者数等

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  患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 18 11.67 52.06
中等症 83 19.47 77.10
重症 27 21.19 83.11
超重症 11 21.27 79.18
不明 - - -

成人の市中肺炎について、重症度別の患者数、平均在院日数、平均年齢を示しています。重症度は市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROP)によって、性別、年齢、意識障害や脱水の状況、血圧等で評価され、軽症~超重症の4段階に分類しています。症例数が10未満の場合は―(ハイフン)表示しています。


脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均
在院日数
平均
年齢
転院率
3日以内 111 31.10 76.13 40.80%
その他 14 21.29 70.79 4.80%

脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率です。医療資源を最も投入した傷病が脳梗塞(ICD-10コードI63$)である症例を示しています。ICD-10(国際疾病分類第10回修正版)とは死因や疾病の国際的な統計基準として、世界保健機構(WHO)によって公表されている分類であり、死因や疾病の統計などに関する情報の国際的な比較や、医療機関における診療記録の管理などに活用されています。


診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 411 1.09 1.25 0.00% 67.04
K555-22 経カテーテル弁置換術(経皮的大動脈弁置換術) 153 6.07 9.13 11.76% 83.95
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 97 3.16 2.92 4.12% 71.51
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 92 1.04 2.07 0.00% 65.09
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 87 2.31 13.26 3.45% 75.20

「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)」は、内視鏡を用いて大腸粘膜にできた主に突出した病変を切除する手術です。内視鏡的大腸粘膜切除術は病変が表面型のものの粘膜下に液体を注入し、筋層から浮上させ切除します。「経カテーテル大動脈弁置換術 経皮的大動脈弁置換術 etc.」は、大動脈弁狭窄症に対し大動脈弁をカテーテルで人工弁に取り換える治療です。「経皮的冠動脈ステント留置術(その他)」は、狭心症や心筋梗塞に対し狭窄部をバルーンで拡張後、内腔側からステントで補強する治療法です。「経皮的カテーテル心筋焼灼術」は、経皮的にアブレーションカテーテルを不整脈の原因となる場所に到達させ、高周波電流を流し心筋を焼灼して不整脈を根治する治療法です。「心房中隔穿刺」はカテーテルを左心系に挿入し、「心膜外アプローチ」は経胸壁的に心膜外へアプローチします。「内視鏡的胆道ステント留置術」は、胆管狭窄や閉塞性黄疸に対し、胆管の閉塞部位にステントという管を入れて、胆汁の流れを良くする治療です。

小児科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 20 0.00 51.50 0.00% 0.00
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) - - - - -
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) etc. - - - - -
K060-31 化膿性又は結核性関節炎掻爬術 肩、股、膝 - - - - -

小児科で多く行っている手術は新生児仮死蘇生術です。新生児仮死は出生時の呼吸循環不全を主徴とする症候群で、生後1分、5分のアプガースコア4~6点を第1度新生児仮死、3点以下を第2度新生児仮死と言います。

外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 125 2.02 2.86 0.00% 56.52
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 81 2.56 4.41 1.23% 59.60
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 etc. 65 5.63 16.03 0.00% 69.14
K6335 鼠径ヘルニア手術 43 1.47 2.79 0.00% 71.00
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) etc. 41 2.12 7.05 2.44% 62.44

「乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない))」は、腫瘍を含む乳腺組織を部分切除し、乳房を温存する手術法です。乳房温存術後に必要な放射線治療の設備も完備し、化学・ホルモン・分子標的療法も行っています。また、形成外科とともに乳房同時再建術も行っています。「腹腔鏡下胆嚢摘出術」は、腹壁をほとんど損傷せずに行われることから、術後の疼痛が軽く、入院期間や回復期間も短縮、また、美容的にも優れているなど多くの利点を有する術式です。対象疾患は胆のう炎や胆のうポリープなどです。「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」は、結腸がん、盲腸がん、虫垂がんに対して実施され、開腹手術よりも出血量が少なく、腸管の回復も早く、術後の主な合併症であるゆ薬が少ないなどのメリットがあります。「鼠径ヘルニア手術」は、筋肉と筋肉のすき間から脱出した腸などををお腹に戻す手術です。「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) etc.」は、抗がん剤を腫瘍の栄養動脈から効率的に投与することによって強力な効果を期待し、さらに全身への影響を少なくして副作用を軽減させる局所療法の手術です。

整形外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 etc. 197 2.05 19.96 4.06% 70.36
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 etc. 113 1.77 17.12 43.36% 65.08
K046-3 一時的創外固定骨折治療術 66 0.17 35.99 30.30% 61.48
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 etc. 64 1.56 23.86 76.56% 81.14
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 etc. 59 2.78 6.63 8.47% 44.03

「人工関節置換術 肩、股、膝 etc.」は、肩、股、及び膝関節の、骨頭側と関節窩側の両方を入れ替えて、関節機能の債権を図る手術です。「骨折観血的手術」は、骨折部を手術的に開いて、直接整復と内固定を行う治療法です。「一時的創外固定骨折治療術」は、骨折観血的手術による内固定が、何らかの理由で困難と考えられる場合に、一時的に創外固定器で骨を外から固定する方法です。粉砕骨折や関節骨折等が対象となり、後日内固定に切り替える2回目の手術を行うことが多いです。「人工骨頭挿入術 肩、股 etc.」は、人工関節置換術と違い、骨頭側のみを人工骨頭に入れ替える治療法で、高齢者の大腿骨頸部骨折による股関節への治療が大多数を占めます。

形成外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 36 1.00 1.31 0.00% 62.78
K333 鼻骨骨折整復固定術 24 1.08 1.04 0.00% 30.17
K227 眼窩骨折観血的手術(眼窩ブローアウト骨折手術を含む) 20 1.05 2.85 0.00% 41.65
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) 18 1.00 1.00 0.00% 71.22
K427 頬骨骨折観血的整復術 18 1.72 2.78 0.00% 46.22

「眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)」は、眼瞼挙筋の腱膜を前転し瞼板に固定することでまぶたの開きを良くする手術方法です。「鼻骨骨折整復固定術」は、外傷により鼻骨骨折し、外鼻が変形した場合に行います。「眼窩骨折観血的手術(眼窩ブローアウト骨折手術を含む)」は、眼窩底骨折により生じる複視や眼球陥没の改善のために行う治療です。「眼瞼下垂症手術(その他)」は、眼瞼皮膚が過剰で眼瞼下垂になっている場合に、余剰皮膚を切除縫合します。「頬骨骨折観血的整復術」は、骨折した骨片を元の位置に戻し、必要があれば固定する手術です。

脳神経外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K1781 脳血管内手術(1箇所) 27 1.26 32.19 33.33% 59.48
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 25 4.68 23.04 20.00% 59.56
K1783 脳血管内手術(脳血管内ステント) 23 2.26 4.78 4.35% 54.35
K171-21 内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術(下垂体腫瘍) 22 3.27 10.86 0.00% 46.77
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 etc. 15 1.00 14.07 26.67% 80.00

「脳血管内手術」は、脳動脈瘤や脳動静脈奇形等の血管以上に対して、血管内手術用カテーテルを用いて行う手術です。「頭蓋内腫瘍摘出術(その他)」は、全身麻酔下で開頭した後、正常脳を傷つけないように、脳腫瘍を最大限に摘出する手術です。「脳血管内手術(脳血管内ステント)」は、脳動脈瘤や脳動静脈奇形等の血管異常に対して、血管内手術用カテーテルを用いて行う手術です。「内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術(下垂体腫瘍)」は、主として顕微鏡下で行われている下垂体腫瘍摘出術を内視鏡下で行う治療法です。「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」は、穿頭孔からドレナージチューブを挿入して血腫を排出させ、血腫腔の洗浄を行います。

心臓血管外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 30 4.53 7.47 6.67% 79.03
K554-21 胸腔鏡下弁形成術 1弁のもの etc. 28 5.00 13.07 3.57% 56.46
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 24 6.29 13.92 41.67% 66.58
K555-31 胸腔鏡下弁置換術(1弁) 21 5.76 14.19 14.29% 63.57
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 17 5.29 13.94 29.41% 77.88

「ステントグラフト内挿術」は、大動脈瘤ができた部分の血管を、ステントグラフト(人工血管にステントといわれる金属を取り付けた器具)を用いて血管の内側から補強する方法です。「胸腔鏡下弁形成術 1弁のもの etc.」は、低侵襲心臓手術で、小切開かつ胸骨を温存するため、痛みの軽減、術後の早期回復、早期退院、早期社会復帰が可能です。「冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上)」は、人工心肺による手術危険度や合併症を軽減するために、人工心肺を使用せず心臓が拍動した状態で行う手術方法です。「胸腔鏡下弁置換術」は、心臓弁膜症に対して行う手術で、壊れた心臓の弁を人口のものに取り換える治療法です。

小児外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 34 1.00 1.00 0.00% 3.91
K8282 包茎手術(環状切除術) 11 1.00 1.00 0.00% 7.36
K836 停留精巣固定術 - - - - -
K6333 臍ヘルニア手術 - - - - -
K6335 鼠径ヘルニア手術 - - - - -

「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)」は、鼠径部のヘルニアを腹腔鏡下に修復する術式です。「包茎手術(環状切除術)」は、包茎の改善を目的とした男性器の亀頭部を覆う余分な包皮を切除する手術です。

産婦人科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 132 4.76 6.94 0.00% 34.09
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 121 6.94 6.86 0.00% 36.53
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 etc. 70 1.33 5.41 0.00% 48.03
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの etc. 52 1.14 5.04 0.00% 41.25
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) etc. 44 2.09 10.61 0.00% 60.41

「帝王切開術」は、お母さんか赤ちゃんに、何らかの問題が生じて、経腟分娩が難しいと判断された場合に手術で赤ちゃんを出産する方法です。「腹腔鏡下腟式子宮全摘術 etc.」は、開腹せずに腹腔鏡で内部の癒着等を確認しながら、膣の方から子宮摘出する手術です。「子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの etc.」は、卵巣や卵管の良性腫瘍に対して行う手術です。「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) etc.」は、抗がん剤を腫瘍の栄養動脈から効率的に投与することによって強力な効果を期待し、さらに全身への影響を少なくして副作用を軽減させる局所療法の手術です。

眼科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 617 1.02 1.41 0.00% 72.21
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 201 0.74 4.22 0.00% 57.76
K2422 斜視手術(後転法) 152 1.06 1.74 0.00% 32.89
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 133 0.96 2.61 0.00% 61.24
K2423 斜視手術(前転法と後転法) 129 1.01 1.84 0.00% 36.17

「水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他)」は、濁った水晶体を取り除き、その代用として人工の水晶体(眼内レンズ)を挿入するものです。「硝子体茎顕微鏡下離断術」は、黄斑円孔、黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜剥離、硝子体出血等に行う治療です。「斜視手術(後転法)及び斜視手術(前転法と後転法)」は、目を動かす筋肉(外眼筋)のついている位置を調整し、目の位置を改善する手術です。

耳鼻咽喉科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 etc. 60 1.10 7.52 0.00% 24.57
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 41 1.00 4.39 0.00% 54.78
K3191 鼓室形成手術(耳小骨温存術) 37 1.22 8.92 0.00% 38.03
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) 18 1.17 5.56 0.00% 46.22
K6262 リンパ節摘出術(長径3cm以上) 12 0.92 1.17 0.00% 60.33

「口蓋扁桃手術 摘出 etc.」は、習慣性アンギーナ、慢性扁桃炎に起因するIgA腎症や掌蹠膿疱症を生じる病巣感染症、扁桃腺肥大による呼吸障害などが適応になります。「内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)」は、広く一般的に行われている副鼻腔手術で、副鼻腔の病変の広がりによりⅡ~Ⅳ型に分けられます。「鼓室形成手術」は、病巣を除去するとともに、鼓膜・耳小骨連鎖を再建して聴力の改善を目的とした、現在最も行われている中耳手術で、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎などの疾患が適応となります。「耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術)」は、良性の耳下腺腫瘍に対する手術です。「リンパ節摘出術(長径3cm以上)」は、がんの診断や治療のため行われる手術です。

放射線科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 27 1.11 3.78 11.11% 58.96
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) - - - - -
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
K635-2 腹腔・静脈シャントバルブ設置術 - - - - -
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超える)(その他) - - - - -

「血管塞栓術」は、血管内にカテーテルを挿入し、出血の原因となっている血管に血液が流れないように、塞栓物質を詰めて出血部位への血流を遮断する手術です。

皮膚科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 25 1.20 9.52 0.00% 67.48
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 10 0.00 0.80 0.00% 65.60
K0071 皮膚悪性腫瘍切除術(広汎切除) - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -

「皮膚悪性腫瘍手術」は、悪性黒色腫、基底細胞癌、ボーエン病などに行う手術です。「下肢静脈瘤血管内焼灼術」は、弁不全のある伏在静脈本幹を血管内焼灼し、血管を閉塞させる方法です。

泌尿器科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 97 1.54 6.06 2.06% 73.53
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 55 0.76 3.49 3.64% 70.22
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 54 1.06 2.57 0.00% 62.96
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 53 1.06 8.93 0.00% 69.98
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 28 1.00 8.71 0.00% 72.68

「膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用)」は、膀胱がんに対し、尿道から手術用内視鏡を挿入し病巣部を電気メスで切除する手術です。「経尿道的尿管ステント留置術」は、尿管狭窄に対し、ステントという管を留置する手術です。「経尿道的尿路結石除去術(レーザー)」は、腎結石症、腎盂結石症、または尿管結石症に対し、尿道から内視鏡を挿入し、レーザーを用いて結石を粉砕し、体外に摘出する手術です。「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる)」は、前立腺がんに対し、内視鏡下手術支援ロボットを使用して行う手術です。「腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術」は、腎癌、腎盂癌、尿管癌等に対して行う手術です。

救急科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K386 気管切開術 30 9.30 23.90 90.00% 68.00
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) 12 1.17 11.25 66.67% 70.83
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) - - - - -
K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 - - - - -

「気管切開術」は、外科的気道確保法の1つで、必要となる病態は多岐にわたります。「血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術)」は、血管内にカテーテルを挿入し、出血の原因となっている血管に血液が流れないように、塞栓物質を詰めて出血部位への血流を遮断する手術です。


その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 16 0.09%
180010 敗血症 同一 22 0.13%
異なる 39 0.16%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 27 0.15%
異なる - -

手術・処置等の合併症の内訳は「透析シャントの機能不全、移植人工血管の感染等の心臓及び血管の挿入物・移植片の合併症」が12件、「人工関節の脱臼・移植人工骨の感染等の整形外科的挿入物・移植片の合併症」「手術・処置に続発する感染症・穿刺および裂傷」「手術創の離開」「その他の体内挿入物の合併症」「再接着及び切断に特有の合併症」がそれぞれ10件未満となっています。症例数が10未満の場合は―(ハイフン)表示しています。


リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した
患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
2,358 1,896 80.41%
リスクレベルが「中」以上の手術を実施した患者のうち、肺血栓塞栓症の予防対策を実施した患者の割合を示しています。
リスクレベルが「中」以上の手術は「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン」に準じて抽出しています。
15歳未満は除外しており、整形外科、脳神経外科、耳鼻咽喉科的の手術などは15歳以上、悪性腫瘍手術などは40歳以上を対象としています。

血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) 血液培養2セット実施率
1,733 1,275 73.57%
血液培養オーダー日数のうち、血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数の割合を血液培養2セット実施率として示しています。
血液培養は確実に菌を検出するため、また偽陽性による過剰治療を防ぐため、2 セットで行うことが診療ガイドラインにより推奨されています。
集計には乳幼児、小児が含まれます。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
1,865 536 28.74%
広域スペクトル抗菌薬が処方された退院患者のうち入院日から抗菌薬が処方されるまでの間に細菌培養同定検査が実施された割合を細菌培養実施率として示しています。
当院は抗菌薬適正使用のガイドラインに則って抗菌薬の適正使用を推進しています。